一絃琴 Ichigenkin 清虚洞一絃琴・宗家 峯岸一水

SEIKYODO-ICHIGENKIN
Issui Minegishi

一絃琴と唄
Monochord and song

一絃琴は楽器を演奏するだけではありません。歌を歌うこと、弾き歌いが重要です。本来日本の音楽は(尺八や笛を除いては)歌が必ずつくものだったともいわれます。日本人は歌が好きなのですね。一絃琴の古典や本曲とよばれる曲は万葉集、古今和歌集などをベースとした和歌を歌います。現代曲を依頼するときにも「歌のない一絃琴曲は一絃琴曲でない」と言われますので「歌」があることを作曲者にお願いします。ただ現代においてはこの歌を外国語にする、歌=ことばと解釈し語りにする、歌=声ととらえてハミングにするなど試みは多様です(峯岸一水の場合)。清虚洞一絃琴においてはその精神性から、内容は色恋を扱うことはなく、花鳥風月、心をうたいます。もともとは男性によって演奏されていた一絃琴ではありますが、近年はほとんどが女性によって演奏されてきました。※現在清虚洞一絃琴においては、数名の男性の門人はそれぞれにあわせて絃を変更するなどの試みをし、より心地よく自然な声が出せるように試行中です。男性の方も嗜みとして是非参加してみてください。

お問い合わせ:ichigenkintokyo@gmail.com
2016年秋以降、ワークショップ形式のグループレッスンも始まる予定です。
詳細は Facebook にてお知らせします。